Sofia 12st

Sofia 12st

Sofia 12st クリックで拡大
トップ

音楽的発想を広げてくれるギター

このギターをポローンとつま弾くと・・・・

「ちょっとこの曲のここ、こんなふうに弾いてみようかな?」とか「ここはこんな経過音もいいなぁ」とか思ったりします。

逆にギターの方が「こんなふうに弾いたほうが面白いんじゃない?」と語りかけてくれているのかもしれません。

音は非常に暖かくナチュラル!つまり「作為がない音」とでもいいましょうか、材そのものの持つ特色を無理なく引き出している感じがするのです。

楽器設計はギター設計で有名な椎野秀聰さん。製作は寺田楽器です。

設計者の椎野さんの「僕らがつくったギターの名器」(メニューバーに表示)は、とてもいい著書です。ギター好きな方は是非読んでみることをすすめします。

このソフィアは、私と同年代の方ならご存知だと思いますが、フォークグループ「六文銭」のメンバーだった原茂さんが所有していたギター。

販売していた「PACO」にも関係されていたらしく、たぶん「ソフィア」のプロトタイプであろうと思われます。

生産台数も限られていて「幻の名器」と呼ばれることもあるギターです。

(オリジナルのピックアップが付いていましたが、故障していたのでチェンジしました)

無理なテンションがかからない!カポタスト

お勧めのカポは、なんといってもこれ!G7th Capoです。

従来のカポの様にバネやねじを使っていないので、ネックや弦に圧力をかけずにしっかり装着できるので、カポタスト装着による音の狂いなども最低限に抑えることができます。

内部クラッチ&ハブメカニズムによりシンプルな外観と高い操作性を実現したG7th Capo!

ちなみに、私はゴールド仕上げを使っています。もちろん機能はシルバーとは変わりませんが・・・

specification

  • 設計監修 椎音楽設計事務所
  • 製作 寺田楽器
  • 制作年代 1980年代
  • フレット数 20
  • 材質
    • ボディ トップ
      • スプルース
    • バック&サイド
      • マホガニー
    • フィンガーボード エボニー
  • ハードウェア
    • ペグ クルーソンタイプ
  • ブリッジ エボニー (ピラミッド・ブリッジ)
  • カラーバリエーション
    • ナチュラル
  • ピックアップ 有 メーカー不明

	クルーソンタイプペグ

ソフィアヘッドインレイ 6弦にするとペグがビビるのでゴムで振動を止めてあります

バック

日本のギターもここまできました!HIRAMITSU GUITARS

平光泰典氏製作のギターです。平光さんとは、お互い若い頃からお付き合いがあって、自分たちの知り合いから名ルシアーが誕生したことを誇らしく思っています。

工房にも何度かうかがいましたが、ギタールシアーとしての情熱には脱帽です。

クラシックギター製作家の一柳一雄氏に師事・指導を受けられたのですが、この一柳さんがテレビ出演した折の言葉が印象に残っています。

アナウンサーが「あなたにとって最高のギターはなんですか?」の問いに「それは弾く人がきめるものです。」と一言!

HIRAMITSU GUITARS!は、そんな精神を受け継ぐフィンガーピッカーむけのギターです。